プーリの種類と構造
製品概要
ベルトコンベヤプーリ(以下、プーリ)は、下図に示すように、ベルトコンベヤの主要箇所に配置されます。万一、その1つでも破損した場合には、コンベヤの停止につながり、設備全体がストップしてしまう可能性もあります。また、ベルトの張力や巻付けなどの影響を大きく受ける過酷な条件下で使用されるため、しっかりとした設計に基づく各部材の選定と、製造における高い技量が必要とされます。
JRC は独自の設計基準に基づく強度計算を徹底し、適正な部材を選定の上、専門工場にて一貫生産を行い、安全で信頼性の高いプーリをご提供しています。
ベルトコンベヤにおけるプーリの配置例
プーリは主にベルトコンベヤを駆動させる「ドライブプーリ」、プーリに対するベルトの巻付け角を増加させる「スナブプーリ」、コンベヤの尾部にある「テールプーリ」、ベルトを引っ張る「テンションプーリ」、ベルトの進行方向を変える「ベンドプーリ」などがあります。下記の他にも、コンベヤの形状・用途により、様々な種類のプーリがあります。
プーリの構造および各部名称
プーリの構造は通常、下図のように、ベルトに接する外輪(シェル)と、それを両サイドで支える側板(鏡板)、プーリの中心を通る軸(シャフト)と、この両者をつなぐボスで構成されます。[( )内はJRC での呼称]JRC では、このボスとシャフトを「ヤキバメ(シマリバメ)」にて固定し、ドライブプーリなどトルクのかかるプーリのシャフトに関しては「キー」も併用しております。
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